しっかり、はっきり歯科衛生士
「食べる」ことは体をつくること、そして元気の源です。それを担う歯や歯ぐきなどの口腔の健康を守るのが歯科衛生士です。健康志向の高まりの中、現在最も求められている職業の一つです。その役割は歯科予防処置や歯科診療補助、保健指導など多岐にわたります。歯科医療のプロフェッショナルとして大きな役割を担う、やりがいの持てる仕事です。
歯科衛生士になるためには、さまざまな知識や技術を身につけなければなりません。さらに、たくさんの人と関わり合う中で、明るく知的なコミュニケション能力も求められます。さまざまなことを学び、人間的な豊かさを身につけることが必要なのです。
漠然とした夢やあこがれをしっかりとした目標として捉え、意志を持って前に進んでいく。そうすることで初めてはっきりとした未来の姿が浮かびあがります。私たちは、歯科衛生士になろうとする皆さんを全力で応援し、サポートします。
さあ、ここから歯科衛生士をめざしませんか。
ごあいさつ
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本校は昭和43年4月、山梨県歯科衛生士学院として創立され、昭和54年3月には専修学校に昇格し校名を「山梨県歯科衛生専門学校」に改称。昭和56年に2年制、平成18には3年制に移行するなか教育内容、施設の充実も図ってきました。
卒業生は、令和5年3月末をもって2,329名となり、県下歯科診療所を始め、行政機関、病院施設等で活躍しています。
また、本校では1988年からアメリカ合衆国アイオワ州にあるデモインコミュニティカレッジと学術研修のため学生交流が行われており、国際色あふれる特色ある学校でもあります。
そして、平成29年度には50周年を迎えましたが、県民の口腔衛生の向上を目指し更なる躍進をしていきたいと考えています。
今歯科界は少子高齢社会の中で大きな転換期を迎えています。むし歯の洪水と言われた昭和の時代、平成になるとむし歯は徐々に撲滅され歯周炎がクローズアップされるなか、全身疾患との関連も明らかにあり、健康長寿社会の実現のためには、口腔の健康は欠かせない存在となっています。また現在は高齢社会のなか、口腔の機能の低下の問題、要介護高齢者への対応なども求められてきています。その中で歯科衛生士の役割も、かつての歯科医院での診療補助や保健指導から、一人で診療室を出て、在宅・病院施設での在宅介護や保健指導など活躍の場に広がりを見せてきています。
そのなかで、本校の教育方針である、豊かな人間性医療人としての倫理観、そして時代に即した技能などしっかり学び、更に会での活躍の場を広げて頂きたいと思います。
一般社団法人山梨県歯科医師会
会長 吉田 英二
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歯科衛生士は国家資格です。歯科衛生法で定められた専門職です。本校は、山梨県で唯一の歯科衛生専門学校です。歯科衛生士国家試験は、全国有数の合格率を誇っています。
人々が元気で快適な生活をするためには、健康な口腔環境が必要です。歯科衛生士は、その健康教育の職務を担います。
本校では、教育目標の第一に「医療人としてしっかりした医療倫理を持ち、人間性豊かなプロ意識の高い歯科衛生士」の育成をあげています。患者さんと十分にコミュニケーションがとれ、患者さんの心理を理解できる「医療人」を目指します。
第二は「口腔保健の専門家としての十分な知識と確実な技術力のある歯科衛生士」の育成です。予防歯科を担う者として、その場その時に、今何をしたら良いか、正確に把握する姿勢を学んでもらうように、実習の在り方を工夫しています。予防中心医療の現在、ますます歯科衛生士の役割と活躍が期待されるところです。
第三に「高度化する歯科医療に対応できる歯科衛生士」として、IT化、デジタル化時代の対応をします。そのための技と術を研鑽します。
第四に「地域保健サービスにおいて他業種と連携して活動できる歯科衛生士」の育成を目指しています。そして、ヘルスプロモーションへの参加・実践ができる歯科衛生士を育成します。
山梨県歯科衛生専門学校
校長 七沢 久子
本校のあゆみ
本校は昭和43年4月山梨県歯科医師会により山梨県歯科衛生士学院として創立。以後着々と施設設備の充実を図り、昭和54年3月専修学校に昇格し校名を「山梨県歯科衛生専門学校」に改称。昭和56年4月2年制に移行。平成18年4月3年制に移行。卒業生は、平成28年3月末をもって2,021名となる。
- 昭和43年3月
- 厚生大臣より山梨県歯科衛生士学院の指定を受ける
- 昭和44年10月
- 県より各種学校として認定される
- 昭和47年2月
- 国鉄学割指定校となる
- 昭和49年3月
- 新校舎完成
- 昭和54年3月
- 県より専修学校専門課程設置認可される
- 昭和54年4月
- 校名を「山梨県歯科衛生専門学校」に改称
- 昭和56年4月
- 2年制となる
- 昭和56年12月
- 新校舎増改築工事完成
- 昭和59年8月
- 基礎実習室の充実完備
- 昭和62年10月
- 学校創立20周年記念式典
- 昭和63年8月
- アメリカ合衆国アイオワ州デモイン・コミュニティカレッジと本校とにおいて学術研修のための学生及び職員の交換交流について調印
- 昭和63年9月
- 本校学生2名及び教務職員1名DMACCに派遣(3週間滞在)
- 平成元年5月
- DMACCより学生2名及び教員1名来日(3週間滞在)以後、研修学生の派遣・受け入れを交互に実施し、現在に至る
- 平成8年10月
- 学校創立30周年記念式典
- 平成10年4月
- 歯科衛生士育成基金給付制度開始
- 平成18年4月
- 3年制となる
- 平成22年4月
- 岡村育英会奨学金給付制度開始
- 平成28年4月
- 厚生労働省より専門実践教育訓練講座指定を受ける
施設紹介
紹介ビデオ
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山梨歯科衛生専門学校
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学校紹介
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入学試験について
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歯科衛生士とは